4n-1の形の素数が無限に存在することの新しい証明 その4
証明の方針
直接法で示す。
証明
4n-1の形の素数のaとbの2個を取り上げる。
まずは1回目で奇数回。
2(a×b)+1≡ー1 mod 4
より、左辺にはaとbではない別の4n-1の素因数cが存在する。
次は2回目で偶数回。
2(a×b×c^2)+1≡ー1 mod 4
より、左辺はaでもbでもcない別の4n-1の素因数のdが存在する。
次は3回目で奇数回。
2(a×b×c×d)+1≡ー1 mod 4
より、左辺にはa、b、c、dのどれでもない4n-1の素因数eが存在する。
これを繰り返し、
奇数回のときは4n-1の形の素数を偶数個掛けるから値は4を法として1になるから、
2(a×b×c×d×e×f×・・・×z(2m))+1≡ー1 mod 4
となって新しく4n-1の素因数が存在すること示せる。
偶数回の時は4n-1の形の素数を偶数個掛けたうえでさらにもう1個かけることになるので最後の4n-1の素数は2乗すればいいので、
2(a×b×c×d×e×f×・・・×z(2m+1)^2)+1≡ー1 mod 4
となって新しく4n-1の素因数が存在することを示せる。
この操作は無限にできるので4n-1の形の素数は無限に存在する。