4n-1の形の素数が無限に存在することの新しい証明 その7

証明の方針

直接法を使う。

 

証明

 

aとbを素数として以下が成り立つとする。

 

a≡1 mod 4

b≡ー1 mod 4

 

とすると、

 

ab+a+b≡ー1 mod 4

 

ここで、左辺は4n-1の形であり、aでもbでも割り切れないので4n-1の形の別の素因数cが存在する。

ここで、

 

ab+ac+bc≡ー1 mod 4

より、左辺は4n-1の形で、a、b、cのどれも割り切れないので4n-1の形の別の素因数dが存在する。

 

ここで、

 

ab+acd+bcd≡ー1 mod 4

 

より、左辺は4n-1の形でa、b、c、dのどれでも割り切れないので4n-1の形の別の素因数eが存在する。

 

これは無限に可能。

 

よって、4n-1の形の素数は無限に存在する。