4n-1の形の素数が無限に存在することの新しい証明 その11

証明の方針

背理法で示す。

 

証明

 

4n-1の形の素数が有限個だと仮定する。そして4n-1の値の素数をすべてかけた値をaとすると、

 

a≡1 mod 4

a≡ー1 mod 4

 

のどちらかとなる。

 

ここで、

 

a^2+2aー4≡ー1 mod 4

 

より、左辺は4m-1の形をしているが左辺は仮定した4n-1の形のどの素数でも割り切ることができない。これは矛盾である。これは最初に4n-1の形の素数が有限個とした仮定に誤りがある。

 

よって、4n-1の形の素数は無限に存在する。