平方剰余の相互法則の一般化らしき式

初等整数論で有名な定理に平方剰余の相互法則があります。

その主張自体はすでによく知られていてネット上でも多数の解説や説明があるのでそれはいちいち繰り返しません。ただし、僕が見つけた式との比較考察上ここにも書きます。

 

相異なる奇素数pとqに対して、

 

(q/p)(p/q)=(ー1)^(p´q´)

 

(/)はルジャンドルの記号

 

ここでp´=(p-1)/2でq´=(qー1)/2となる。

 

僕が発見したのはさらに1つ素数rを増やします。

それぞれが相異なる奇素数p、q、rに対して、

 

(qr/p)(rp/q)(pq/r)=(ー1)^(p´q´)×(-1)^(q´r´)×(-1)^(r´p´)

 

ここでr´=(r-1)/2を増やす。

 

が成り立ちそうだけれどなあ。

この法則が意味するもの。

左辺の3個の素数のうち2個か3個の素数が4n+1だと右辺は+1となり2個か3個の素数の4n-1の形だと右辺はー1となる。

 

実例、p=3、q=7、r=11とする。

(21/11)(33/7)(77/3)=-1×ー1×ー1=-1

 

p=5、q=13、r=11でする。

 

(143/5)(55/13)(65/11)=-1×+1×-1=+1

 

となる。

 

という感じに。

ただし証明ができていない。100個くらいやって反例はなかったけれど。