証明の方針
直接法で示す。
証明
aを奇素数として、
a≡ー1 mod 4
が成り立っているとすると、
2a+a^3≡1 mod 4
となる。ここで左辺は4n+1の形であるから、また4n-1の形の素因数を含むので、aではない別の4n-1の素因数を含む。それをbとして、
2ab^2+a^3≡1 mod 4
とすると、同様に左辺は4n+1の形でaでもbでも割り切れない4n-1の素因数cを含む。これを同様に、
2ab^2c^2+a^3≡1 mod 4
となり、同様に4n-1の形の素因数dが存在することがわかる。これは無限にできる。よって4n-1の形の素数は無限に存在する。