4n-1の形の素数が無限に存在することの新しい証明 その12

証明の方針

直接法で示す。

 

証明

 

aを奇素数として、

a≡ー1 mod 4

 

が成り立っているとすると、

 

2a+a^3≡1 mod 4

となる。ここで左辺は4n+1の形であるから、また4n-1の形の素因数を含むので、aではない別の4n-1の素因数を含む。それをbとして、

 

2ab^2+a^3≡1 mod 4

 

とすると、同様に左辺は4n+1の形でaでもbでも割り切れない4n-1の素因数cを含む。これを同様に、

 

2ab^2c^2+a^3≡1 mod 4

 

となり、同様に4n-1の形の素因数dが存在することがわかる。これは無限にできる。よって4n-1の形の素数は無限に存在する。