4n-1の形の素数が無限に存在することの新しい証明 その5

証明の方針

背理法を使い矛盾が発生することを示す。

 

証明

4n-1の形の素数が有限個だと仮定する。

3×7×11×19×・・・=a

と置くと、aは4n-1の形か4n+1の形をしているので2乗すると、

a^2=(4n-1)^2=16n^2-8n+1

a^2=(4n+1)^2=16n^2+8n+1

になるので両方とも右辺から2を引くと、

a^2-2=(4n-1)^2-2=4(4n^2-2n)ー1

a^2-2=(4n+1)^2-2=4(4n^2+2n)-1

となり、4m-1の形になるが、aに含まれるどの4n-1の素数でも4m-1を割り切ることはできない。これは矛盾である。これは最初の4n-1の形の素数は有限個だとした仮定に誤りがある。よって4n-1の形の素数は無限に存在する。